流れのヒント

[信頼できる乗車待ち行列]
どこに並ぶか始発駅

電車を待つなら車両の中央部の扉に限ります。でもまだ電車が来ないプラットホームで、その位置を知るのにはコツがいるのです。

Contents
>列の長さは安心ゾーン率を示す
>>短い行列にだまされる>>運転台付近での席取り合戦
>並ぶ行列の情報が欲しい
>>扉の番号>>優先席のマーク

06.09.11追加

列の長さは安心ゾーン率を示す

短い行列にだまされる

 始発駅での電車待ち行列のことです。折り返し電車が到着するまでには時間がありますが、すでに行列ができています。長い行列もありましたが、確実に座れるように短い行列に並んでみます。

 折り返し電車がやってきました。電車が停止した時、同じ列に並んでいる人からため息が聞こえます。これでは座れないという絶望感です。私が並んでいたのは、運転台のすぐ後ろだったのです。

運転台付近は特に座席が少ない
運転台部分には席がない

 ご存じのとおり、運転台付近の扉から入ったところの座席数は少なくなっています。車両の中央の扉では、14座席用意されているのに対し、先頭車のこの扉はたった4席しか用意されていないのです。注意しなければならないのは、運転台が編成の真ん中にあることです。5両編成+5両編成で10両編成にする場合など、ホームの中央でも先頭車がお目見えすることになるのです。

行列の長さが棒グラフの様
車端部分の行列が短い

 慣れている人は、このような運転台に近い扉を避けて並ぶために、妙に短い行列を見かけることになるのです。この微妙な差をしっかり観察しなければ、後で後悔することになるのです。行列の長さが安心ゾーン率に比例しているというわけです。

運転台付近での席取り合戦

 運転台付近での席取り合戦はし烈です。用意されている座席はたった4席。隣の扉からの乗客も攻めてきます。こうなるといす取りゲームの感覚で、同じ席に2人のお尻が同時に突撃するのは、ここでは良くあることです。安心ゾーン率の用語で表現すれば、すべてがイエローゾーンかレッドゾーンの座席ばかりです。

 最新の電車では運転台がゆったりとした設計になっており、運転台が広くなった分、扉が中央に寄せられているのです。昔の電車なら運転台付近にもたくさんの座席が設置されていたのですが、中途半端な座席は設置しないとばかりに、何もありません。

運転台付近の扉がずれている
扉の間隔を示す

 ところで座席が少なくなっている箇所は運転台付近に限りません。同じ車両の反対側においては、トイレが設置されていることがあります。これも最新の電車ではとても広い場所が確保されており、提供される座席は極端に少なくなっています。

 またトイレが無い電車であっても、車椅子スペースのために座席が設置されていない場合があります。これも車両の端である「車端」に見られます。

車椅子のスペース
車端部分の拡大図

 乗り慣れない電車を待つときは「車端」を避けるべきということなのです。そうしなければ、運転台、トイレ、車椅子スペースが目の前に来てしまうのです。

並ぶ行列の情報が欲しい

 とにかく車端に並ぶとろくな事がありません。座席がない箇所を多いのは前述の通りですが、その他にもいろいろ問題があります。

 こんな悲惨な車端を避けるため、ホームに残されたわずかな手がかりをもとに、どの行列が車端なのか調べるのです。

扉の番号

 車端を避けるために、扉の番号は重要な目印になります。例えば、扉ごとに連番が付けられている場合、4扉車なら4の倍数と1を加えた数。つまり1、4、5、8...が車端にあたり、先頭車とかトイレとか車椅子スペースがあるところです。3扉車なら3の倍数と1を加えた数です。ただし混雑したホームで、計算をしながら行列を探すのは骨が折れる作業です。

優先席のマーク

 優先席も車端にあります。譲る側も譲られる側も気まずい思いをしがちな優先席を避ける傾向があります。整列乗車をしていても、左右に分かれる整然とした流れが乱されます。優先席を避ける流れのために列が乱れてしまうのです。そんな混乱に巻き込まれないためにも、優先席のある扉は避けた方がいいでしょう。整列乗車の案内に添えられた優先席のマークは、それを必要としない人にとって不可欠な目印となるのです。

優先席のマーク
プラットホームに張られたマーク

 そして優先席のマーク以外にもいろんな施設の場所を示すマークをどんどん掲示して欲しいのです。まだ来ない電車のトイレの位置を「利用するため」に必要とする人はいませんが、「避けたくて」必要とする人がいるのです。

(05.01.16追加)

乗車位置表示

 もう実現しています。もっと広まれ。

(06.09.11追加)

 こおりさんよりゲストブックに書き込みをいただきました。

昔は地下鉄では標準的だった号車入りのホームの乗車位置表示がJRでも普及してきましたね。
それでも、車両による違いが思わぬ不評になる場合があります。
それは一時期ドアを広くした車両が登場したために、同じ運用なのに、ロングシートで7人掛けじゃない電車が来る場合です。小田急はまだあるのかな?東京メトロ東西線には、まだあると思います。

 小田急も、東京メトロ東西線もまだありますよ。始発駅ではちゃんと案内しているんでしょうか?座れるかどうか大変な分かれ目なのに。

 ちなみに京浜東北線の6両目は通常6ドアですが、数編成(私の記憶では試作編成3編成と新編成3編成)は、朝の通勤時間でも座席が使用できる4ドアになるのです。座席が利用できることの案内は到着の直前ですが、ラッキーな案内ですから遅くても許せます。

(04.09.13)

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