[快適な行列]
清潔なテーブル

自分でテーブルを拭く道具を提供して欲しいのです。

Contents
>清潔なダスター
>>店員の手が回らないときもある>>コストの問題だけではないと思う>>汚いダスターか紙ナプキン
>座席数少なくても快適に
>>安価な商品の代償は座席数>>サービスの質が売り上げに結びつかない>>マナーが発揮できるよう

清潔なダスター

店員の手が回らないときもある

 セルフサービスの飲食店では清潔な(洗浄したての)ダスター(雑巾)が常に用意されていると良いと思うのです。前の利用者のアイスコーヒーのしずくがテーブルいっぱいに広がっていると、がっかりするのです。

  • 閑散時は店員がこまめにテーブルを拭く
  • 混雑時は手が回らない

という、ことなのでしょう。でも利用者としては

  • 閑散時なら店員を呼んだり、ダスターを取りに戻ったり、他の席を探したりできる
  • 混雑時は悠長なことは言ってられない

のです。需要と供給のミスマッチと言うところです。

 いっそのこと、清潔なダスターを十分用意して、テーブル拭きもセルフサービスと言ってもらった方が、不快な思いもずっと減るのです。

コストの問題だけではないと思う

 コストの問題もあるでしょう。

  • ダスターの洗浄に人手が取られる
  • トイレクイックルのような厚手の使い捨てお手ふきはお金がかかる

 しかし、これはコストの問題でなく、優先順位の問題だと思うのです。テーブルを拭きに回る時間の一部を充てて、ダスターを洗浄することは無理のないことだと思うのです。

  • テーブルを拭くのが店員の役目
  • お客様にダスターで拭かせるのは失礼

などと思って、そちらの方をがんばっているのかもしれません。

汚いダスターか紙ナプキン

 結局紙ナプキンを多めに持って席に向かうしかありません。でも頑固な汚れには対応できず、不満が残ります。テーブルの汚れが未知なので、多めに持っていくわけで、資源の無駄遣いでもあるのです。

座席数少なくても快適に

安価な商品の代償は座席数

 商売ですから、店舗スペースに限りがあって当然です。来客数に見合った席を確保できないのは仕方ありません。回転を考え、混雑時に長居しないよう促すのは仕方が無いことでしょう。しかし、飲食店で衛生面で不快な思いをさせてしまうというのは、商品の安さの代償としては筋違いでしょう。

サービスの質が売り上げに結びつかない

 残念ながら、私たちに選択肢は残されていないのです。多少サービスが悪くとも、完全に拒否するほど断固たる態度は取れず、競争原理は価格競争ばかりで、サービスの良し悪しが結びつかない。もしかすると、

  • 混雑時はサービスレベルを下げ
  • 閑散時はサービスレベルを上げ

このようにすることで、利用客の平準化が図れると、邪推したりするわけです。

マナーが発揮できるよう

 マナーというのは、ある程度心のゆとりがあってのことなのです。

  • テーブルをきれいに使いたくても、きれいにする方法がなければ、あきらめムードに。
  • 席を譲り合うといっても、手荷物を置く場所が床しか無ければ、ついつい隣の席に置いてしまう(この対策として、荷物用の籠を用意するところが増えました)。

 きめ細かいサービスにコストをかけられない事情があるならば、それなりに、利用者が出来る役割があると思うのです。商品を自ら受け取って、運んでいる人たちです。自分でテーブルをきれいにすることは大きな負担増ではありません。ただし、自分でテーブルを拭く道具の提供は必要です。汚れたダスターしかない状態では、「みんなできれいに」は通用しないのです。

(11.12.26)

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