今年もスタンプラリーの季節がやってきました。JR東日本では、こどもに大人気のポケモンにあやかっているものですから、私も息子にかり出されてしまっています。
9:30〜16:00という短い時間の中で回らなければなりませんから、時間との勝負です。つい足早になり、他のお客さんの迷惑になっていることでしょう。
時間との勝負ですから、行列には敏感になるものです。スムーズな流れを切望するところです。興味深く拝見させていただいているのが各駅毎の対応の違い。マイクで積極的に誘導している駅があるかと思えば、駅長さんが一人ぽつんと立っているだけの駅があったり。きちんと床にマーキングをしている駅があるかとおもえば、マーキングが無いために誘導に大勢の係員がつきっきりになる駅があったり。
各駅総じて熱心に快適な行列をつくる工夫をされているのでなかなか好感が持てます。それぞれの駅の条件に応じて最適な対応を心がけておられます。
そんな中で、うまくやっているなと感じたことがありました。スタンプ台と行列の方向のことです。
邪魔にならなければ、スタンプ台に対して垂直に行列をつくるよう誘導するでしょう。1列ならいいのですが、短くしようをそれを2列にした場合、右の人は右のスタンプ、左の人は左のスタンプという意識が働いてしまうのです。
結果として、スタンプを押すのに手間取るちびっ子がいると、フォーク並びの様に
左右の領域がはっきりしてフォーク並びになりにくい
ところが、行列をスタンプ台の並びと平行にする、つまり壁際に行列をつくる、と不思議とフォーク並びになるのです。右の人は奥、左の人は手前という風に固定しては考えないのです。
左右の領域が曖昧で自然とフォーク並びになる
そう考えると、まず下の写真のように、スタンプ台の後ろに並ばないようにガードしておくのが混乱を避ける最上の方法なのかも知れません。
自然な行列に備える
(06.07.31)
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