流れのヒント

[何かすっきりしない郵便番号]
郵便番号の4-5けた目は有効に使われていない

郵便番号7けたのうち、すっきりしないのが4けた目と5けた目。あまり役に立っていないように見えます。

Contents
>旧郵便番号では、4千個/10万通りしかなかった5けた番号
>新郵便番号でも、4-5けた目は相変わらず補助的な役割
>4-5けた目は限られた番号に集中する

旧郵便番号では、4千個/10万通りしかなかった5けた番号

 かつて3けただった旧郵便番号にとって、4けた目、5けた目はおまけみたいなものでした。どのくらいおまけだったのか、前回に紹介した郵便番号データから、旧郵便番号を分析してみました。

 3けたの番号は1000通り(000〜999)のうち954個が使用されていました。95%以上ということは、かなり有効に使われていたと言えるでしょう。
 一方5けたの郵便番号は10万通り(000-00〜999-99)のうち4058個(3けたの郵便番号は除く)にすぎませんでした。たった4%しか使用していないことになります。どうやら4けた目、5けた目はあまり有効に使われていなかったようです。

新郵便番号でも、4-5けた目は相変わらず補助的な役割

 同様に7けたの新郵便番号でも4-5けた目について調べてみました。

 3けたの時代もたいして使われなかった4-5けた目ですが、7けたになっても相変わらず活用されていません。7けた化の理由として「町域毎に番号を割り当てる」ことがあるようですが、このことは6-7けた目で実現されていますから、4-5けた目の役割はありません。

ということで4-5けた目は

と、いうように補助的な役割に甘んじているようです。

 7けたの郵便番号における「4-5桁目の使用率」を調べてみました。「4-5桁目の使用率」とは、4-5けたの数字100種類(00〜99)に対してそれぞれ該当する郵便番号はどのくらいあるかというものです。

 例えば下表の様な状況の場合

1-3けた目4-5けた目6-7けた目有無
6180000
6180001
6180002
6180003
6180004
6180005
6180006
6180007
6180008
6180009

 10個の内、5個使用されているので使用率50%となります。

 郵便番号データを分析した結果は次のグラフの通りです。 組み合わせは、4-5けたの組み合わせは00〜99までの100組ありますが、そのうち使用率の高いベスト10を取り上げグラフにしました。7けたは全部で1000万通りですから、それぞれの数値は10万通りに対する割合になります。

4-5けた目の使用率

4-5けた目は限られた番号に集中する

 グラフを少し分析してみます。7けた化の原則通り、「00」の使用率は高いです。大口事業所用の「85」「86」も高い使用率を誇っています。

 しかし考えてみれば、上位でこれだけの割合で使用してしまっては、下位グループでは、ほとんど使われない状況になることが心配されます。平均すると1.4%(1000万通りのうち14万通り)となるはずなのに、上位グループで30%とか10%とか占めてしまっているのです。

 郵便番号の研究(資料集)に、全ての4-5けた目の使用率を掲載しておきました。せっかく枠があるのに有効に使われていないことがわかると思います。4-5けた目の有効な使い道は今後のお楽しみということなのでしょう。

(初出02.12.14)
(再編集03.12.01)

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