この文書は廃止文書です。現在の文書は流れのヒントよりお探しください。

[四車線道路を右往左往]
車幅減少か車線減少で大違い

工事も交通も安全第一。工事現場にいる当事者は、通過車両のドライバーのいらいらは、案外わからないものです。

Contents
>大渋滞の先頭はガードマンだった私?
>>旗振りをする私>>ドライバーがいらだってきた>>どちらも混んでいるのなら、あきらめもつくのですが
>「車線数減少」と「車幅減少」
>>黄色のひし形には要注意>>「車線か車幅か」ドライバーにとっては大問題>>路上工事には要注意

大渋滞の先頭はガードマンだった私?

旗振りをする私

 学生時代に、交通整理のガードマンのアルバイトをしたことがあります。道路工事で、旗を振っているあの人達です。
 ある日の担当は、1桁国道(つまり重要な道路)の深夜工事に伴う、片側車線規制でした。2車線を1車線に規制し、残りの1車線を使って、片側ずつ交互に通行させるというものです。ガードマンは、先輩と私の2人。タイマー付き信号で「とまれ」「すすめ」が自動的に表示するので、人間の仕事は大したことはないと思われました。旗(夜なので、赤く光る棒)を振って注意を促す程度のことです。しかし、このタイマーが命取りだということは最初気づきませんでした。

ドライバーがいらだってきた

 私は工事現場の西側担当でした。結構交通量の多い道路でしたが、車の列は思ったほど長くなりません。最も混んでいる状態でも最後尾が見える状態で、「夜は空いているんだ」と、思ったものです。私は気楽に時間が過ぎるのを待っていました。タイマー付き信号機がしっかり仕事をしているので、私が何もしないでいても交通は混乱しません。
 ところが同じ頃、工事現場の東側で旗を振っていた先輩は、大変つらい目に遭っていたようです。ドライバーはどんどん信号無視をし、車からわざわざ降りて来ての苦情の嵐。実は空いている西側と異なり、東側の渋滞は10kmもの長さにおよび、ドライバーは我慢の限界に達していた様なのです。パトカーが出動する騒ぎだったと言うことですが、渋滞に巻き込まれ、私たちのいる工事現場にはたどり着いていません。

西は順調、東は大混雑
西は順調、東は大混雑

どちらも混んでいるのなら、あきらめもつくのですが

 ここで問題なのは、西側(私の方)は渋滞していないのに、東側だけ10kmもの渋滞になったことです。信号機のタイマーを調整して、東側からの通行量を増やせば、均等に5kmづつの渋滞に縮小することは可能でした。しかしその時、無責任なことに、だれも事の重大さに気づいていません。

 こんな調子ですから、ドライバーの不満をよそに、工事の当事者は渋滞について考える間もなく朝になり、工事は終わってしまったのです。ドライバーも、苦情の持って行き場もなく、「喉元すぎればなんとやら」式に、このことは忘れ去ってしまうでしょう。渋滞の先頭というものは、結構こういった人災も多いのではないでしょうか?

「車線数減少」と「車幅減少」

黄色のひし形には要注意

 道路標識もいろいろありますが、警戒標識(黄色のひし形)は要注意です。「注意」を促すから「要注意」なのではなく、どのように解釈すればいいのかとまどうからです。たとえば落石注意と言われても、どのように注意すればわかりません。ドライバーのためといいながら、管理者の「責任回避?」と穿った見方をしてしまいます。

「車線か車幅か」ドライバーにとっては大問題

 「車線数減少」と「車幅減少」も大切な標識なのに混乱をあたえている張本人です。「車線数減少」のほうは、2車線の道路なら1車線減るということです。一方で、「車幅減少」は、車線が狭くなりますが、車線自体は残るということです。これらを厳密に区分けしなければ、ドライバーは混乱してしまいます。

車線と車幅の違い

路上工事には要注意

 恒久的に設置されている標識ならばあやまった使い方は見かけませんが、工事で設置されている標識はあてになりません。「車線数減少」と示されているので右側に車線変更したら、単に「車幅減少」だったのでわざわざ割り込む必要がなかったりします。これならまだいいのですが、左側閉鎖のはずが右側が閉鎖されていて、あわてることもあります。資材庫に正しい標識がなっかったのかもしれませんが安全上大問題です。

(初出00.02.21)
(再編集03.03.24)

この話題に関する情報、ご意見などがありましたら是非お寄せください。

この文書は廃止文書です。現在の文書は流れのヒントよりお探しください。